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平川渚さんの「地面を編む」

平川渚さんの滞在制作「地面を編む」の作品空間におじゃましました。

床から50cm〜1mぐらいの高さのところに、糸をかぎ棒で編んでつくった作品が展示されていました。
(というか、制作は続いていて、みている間も平川さんはひたすら編み続けられてます)。

こういう作品をみて!というのではなく、こういう空間もあるんですよー★とかたりかけられている気がしました。

平川渚さんの「地面を編む」_a0023673_20411811.jpg
平川渚さんの「地面を編む」_a0023673_20411249.jpg

目の前にひろがっている空間は、自分にとってはとてもなじみやすいいもの。不規則な編み目、白と黒とのコントラスト、高低、糸のはり具合が気持ちよかったのです。かわいい・・・。

作品の中に自由にはいっていいと言われたので、レッスン後でからだが開放的になっていたこともあり、ためらいなく作品の下にはいって床をごろごろさせてもらいました。

毎週いくスタジオ、の床。わたしはもともとごろごろするのが好きなのだけれども、いつもはここではごろごろしたいとは思わない。でもこの作品があるがために、床をいつもよりもやわらかくかんじたし、床との間の空間に入ってみたいと思う。寝そべって上をみあげると編み目をとおして別の空間がひろがっていて、さらに「宜し」でした。

ことこまやかに編まれているのだけれども芯があってつよいかんじ。でもあたたかい。

これはすべてここにきて編んだものですか?と聞くと、そうだということでした。

今までの作品集もみせていただきましたが、写真で見るかぎりは少しちかよりがたい印象です。
その場所に応じてかたちづくるものがかわるのだろうと思います。

糸とかぎ棒をつかって手ひとつで空間をかえていく様をみるのもおもしろかったです。


いずれにしても、写真ではよくわからないですね。
31日まで公開されています。お時間ある方はどうぞ★
 スタジオイマイチ1F(山口市駅通り今市通りバス停前)にて。
 10:00-19:00。無料。
by mackimber | 2013-07-28 20:41 | 観たり感じたり | Comments(0)