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ジャイロキネシス&ダンスワークショップ・レポ。

7/16はジャイロキネシス&ダンスワークショップをうけました。
講師は(川井)美奈(ダンサー、ジャイロキネシス・ジャイロトニックインストラクター)さん。
ワークショップの時間は11:00から18:00すぎまで。途中1時間休憩があったので6時間のワークショップ。
今までうけたワークショップの中で1番長い時間でした。
なんですがあっという間でした。おもしろかった!

なんでおもしろかったのかというと
日頃からこんな動きができるようになりたいなと思っている理想の動きが目の前で繰り広げられていたから。
先生の踊られている動きは見ていてとても気持ちのいいものでした。
先生ご本人に聞いても「自分が気持ちいいと思う動きをしているのよ。」とのこと。
私もこのワークショップをうければ少しでも近づけるんちゃうんか、
そう思うとワクワクして仕方がなかったのでした。
(そんな簡単にできるものではないというのは分かってはいるけれども、少しでも少しでも。)

さてさてなにが見ていて気持ちのよい要素だったかというと
「一連がながれた動き」だったからだと思う。
ここでいうながれた動きとは、
体の部位を別々に動かす。別々に動かしつつも体全体は連動して動く。
そんな動き。
体の部位の1つが動き、その動きにひきづられるようにして別の部位が動いていく。
例えばターンなら足や手で決まったポジショニングをとってから回るのではなく
どこかがひっぱられるからその体に続く部位がついていき徐々に回っていき
最後にその部位から1番とおい部位(時によって頭だったり足先だったり)がついていく。
「バラバラに動かすのだけれども、1つの体として動いているのよね。」
たしか先生はそんな表現をされていたと思う。
そしてこうも言われていた。
同じ振りをすると、体の部位がどう動いていくかは予めわかっていくもの。
そうなんだけれども、動くたびに「あぁ、体はこんな動きをするんやなぁ」と
その動きに対しての驚きや新鮮さを失わずに動くコトが重要だ、と。
予め分かっているために
途中で動く部位を意識して動かしてしまえば連動して動いてはいかないし
動き出すきっかけと最後の形だけを表そうとすれば部位の連動する課程がなおざりになる。
驚きや新鮮さを失えば、気持ちよいと感じた「一連のながれた動き」がなくなってしまうわけだ。

私は以前芝居やっていたのでそのことを聞いてふと芝居のことを思い出す。
芝居においてアクション・リアクションっていうのはとっても大事で
相手のセリフの言い方が毎回微妙にちがっていたりすると
自分もそれに応じてセリフの言い方がかわっていかないとウソになる。
ウソになった時点でその芝居はつまらないものになっていき、そういうウソがない芝居はおもしろい。
見せ方は大きくちがうにしても、芝居もダンスもそういうところは同じなんだなと実感。

ダンスにも色々あり、それぞれにおもしろみを感じます。
このワークショップでやったダンスの動きは
自分の体に対してのアクション・リアクションをとても大事にしているものであり、
そういうところをとても気持ちよく感じるしおもしろく感じました。いいです!

すぐに雑に踊ってしまう私。アクション・リアクション、大事にします。


アクション・リアクション。
自分の体の中のアクション・リアクション。
人と人とのアクション・リアクション。
人とものとのアクション・リアクション。
人と空間とのアクション・リアクション。
やるのは難しいけれど、おもしろいね。
by mackimber | 2005-07-17 22:54 | からだとダンスと | Comments(0)