2010年 09月 04日
「川の底からこんにちは」
先週のことなのだけれども、映画を観にいきました。
「川の底からこんにちは」 久しぶりに文句なくおもしろいものみたよー。 上京して5年。仕事は5つ目。彼氏は5人目。そんな主人公佐和子の口癖は「しょうがないじゃないですか」「私なんて中の下の女ですから」。 その妥協っぷりは半端ない。そこがすごくおかしく描かれている。主演の満島ひかりさんの煮え切らない演技はすごいねー。 そんな佐和子は父親の病のために実家に戻って、傾いているしじみ工場の後継ぎとなるのだけれども、受難続きで、どんどん 人生どん底に。 そこからはじめて今までの妥協と立ち向かっていくのだけれども、もうね、その開き直りっぷりがみていて気持ちがいいの。すべてうまくいくわけでもないけれども、がんばるしかないと腹をくくっているのよね。 人はいいのだけれども調子がよくてなんかずれている彼氏にむかつくー!!と、佐和子がとあるものを投げるシーンはむちゃくちゃ笑えるんだけれど、これみても、がんばっているけれども正直さは失っていないし佐和子の姿が好感もてる。女心は複雑なのだ。 その場でこの台詞でこうなるのかっていうのがうまいなと思える映画でした。あざといもの多いもんな・・・。 人生応援ムービーなんてよくあるのだけれども、この映画はオススメ。
by mackimber
| 2010-09-04 07:36
| 観たり感じたり
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