2015年 02月 10日
モブ
フラッシュ・モブ、私が知ったのはF/Tモブで。2012年の秋ごろ。
今では結婚式でも流行っているんですねー。今日別のことを調べていたらYouTubeでざっくざっくでてきてびっくりしました。それ専門の会社もあるのですね。そりゃあるか需要高そうですもんね。 そういえば、TVのサプライズ番組で、皆で歌を歌ったりして人をびっくりさせ喜ばすのもモブですよね。 人をおどろかせたり喜ばせたりするのはたのしいし、踊るのもワクワク。そんな人をみるのもたのしかったりするので全く否定はしません。わたしも好きな振付家さんのモブのときは参加したかったもの。 今日いろんなダンス・モブをみたのですが、最後に1つだけ音楽のモブをみました。 するとどうでしょう、見る側としては、音楽・モブの方がすっと心にはいってきたのです(ちなみにみたのはコレ)。 スチュワーデスさんのハンドベルからはじまり徐々に・・・という演出がよかったのと、羽田空港という行ったことのある場所で、空港のターミナルにぴったりのスケールの大きい曲であるところの、第九をやるという設定自体もよかったのです。 あとね、ダンス・モブにくらべて「自分がたのしめればそれでいい」感がなかったのでよかった。 ダンスって、踊っている人はたのしいけれども、みている人はどうなんだろう・・・。音楽の観客は音楽をやっていない人も多いと思うのだけれども、ダンスの観客はダンスをやっている人の方が多いのかな・・、そんなことをよく思ったりします。 たのしんで踊るのとそうではないのとでは、たのしんで踊っている人をみたいし、「人のために」っていうのもおこがましいのですが、「こんなダンスもあるんだよ」とか「びっくりさせよー」「たのしんでもらおう」とかそういうものがなくなり、「自分がたのしめればそれでいい」感だがつよくなると、なんだかなぁ・・・デスね。気をつけよう。 追伸 ダンスはからだひとつでできるものだから(そこがよいところだったりします)、楽器をつかう音楽よりも、やる側の心持ちが反映しやすいものだと思います。いろいろなモブをみていると、中には「自分がたのしめればそれでいい」感をかんじるものがあり、それはみていて恥ずかしいなぁとおもったのでした。 どんな理由でやるかはさほど問題ではなく、(モブとはいえ)やるまえに準備は万端にしておいて、いざやるときにまわりの空気を感じてやっているものがいいなと思いました。
by mackimber
| 2015-02-10 03:11
| みたり感じたり
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