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クリスティアン・ツィーグラー パフォーマンス「TURNED」

今日は仕事終わって直接YCAMへ。クリスティアン・ツィーグラー パフォーマンス「TURNED」を観るためなのだ。開演19:00。なんとか間に合う。近いっていいことね。混んでいる時間帯でも比較的時間かからず移動できる原付もこれだからやめられない。

「TURNED」。即興で動くダンサーの身体とターンテーブルを使ったノイズサンプリングに、あらかじめプログラミングされた映像が呼応し、シーンごとに3つが組み合わされてライブセッションのように展開。(以上、作品解説より)

最近、自分の中でかなり身近になってきた即興というもの。昨日のライブもそうだったし、私がいるダンスユニットもなにかと即興でつくったりするもんね。みるのもやるのも、できるできない&いい悪いにかかわらず、とにかく身近にはなったもの。

「TURNED」を感想はというと、もっと変換のタイミングをサバサバかえてほしいかったかな。長いところは長く感じた。彼らのアフタートークを聞いていても思ったのだけれども、作品にしてもなににしても彼らの作り出す時間の長さは、私の心地よい時間の長さではなかったのだ。そんな言葉で片付けてよいのか?とも思えるけれども、思ったのだからしょうがない。でもこれは、自分なりにこの作品はいい!!と思えるモノと比較した時の感想であって、別におもしろくなかったわけではない。ダンサーの池田一栄さん、ウエストが細っ!て思ったら、そりゃあ当然。腹筋つかった動きを多くしてるし、とにかく動きまくりだし、あ、ダンサーは普通そうか。しなやかな動きと力強い動きがミックスされていておもしろかった。なんでもそつなくこなすなってのが印象でした。なにをやっても雑にならない。クリスティアン・ツィーグラーさんのつくる映像はセンスよかったなー。

即興は、なにかを表現するためにそうこうするということに趣をおいているのではなく、その場で起きていることが呼応しあって作品ができあがっていくもの。そういう瞬間を見せれることが素敵で、呼応しあっているというのが見えれば見えるほど私はおもしろく感じる。
by mackimber | 2006-03-10 21:56 | 観たり感じたり | Comments(0)