2007年 11月 23日
冬のデートに
今日は夕方よりおでかけ。
カメラ屋に寄った後、「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」をみに山口県立美術館へ。 美術館に着いたのは18:00すぎ。まずはカフェ/モディにてお茶。 18:30からロビーにて歌手のyukoさんによるシャンソンコンサートがあるので、 カフェでお茶して、ゆったりとシャンソンを聞こうとしてのこと。 私、絵のみならず、展覧会ごとにつつくられるカフェとオリジナルメニューもかなり楽しみなのですよ。 今回は、ザビエルの腕というネーミングのシナモンがよく効いたふわっとした食感のケーキをいただいた。美味ー。 シャンソン、よかった。普段聞かないジャンルなんですが。やっぱり生歌はいいなー。しっとりと哀愁を歌う。 yukoさんは展示を何回も見られていて、毎回見方がかわり、かわったことによって選曲もかえられたとか。ただしいわ。 コンサートが終わってから本題の展覧会へ。 閉館まであと1時間しかないので、急ぎ足でまわることになってしまったのだが、 私にとってはその1時間は、ジャンヌという人の3年間の画家としてのめまぐるしい成長記をおっているようだった。 モディの絵にも変化はあるけれども、ジャンヌの絵の変化はすさまじいのね。 まわりから影響を受けつつ、自分の絵を確立していく彼女。 苦しむモディの姿を描くジャンヌの絵は、とてもいい。 アーティストって残酷だよなと思いつつ、そこには誠実さもあるよなと思った。 最後の4枚の絵は、エピソードを知っている分、強烈。 結末は悲劇、そんな物語展ではあるけれども、暗い気持ちにはならない。 モディがニースでかいたジャンヌ(の絵)はとても美しい。 この人、この人のことが本当に好きなんやねーと勝手に想像。心がほわっとします。 「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」、まだみていない人はどうぞ。 冬のデートにもおすすめ。
by mackimber
| 2007-11-23 23:43
| 観たり感じたり
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