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ウララカ

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冬のデートに

今日は夕方よりおでかけ。
カメラ屋に寄った後、「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」をみに山口県立美術館へ。
美術館に着いたのは18:00すぎ。まずはカフェ/モディにてお茶。
18:30からロビーにて歌手のyukoさんによるシャンソンコンサートがあるので、
カフェでお茶して、ゆったりとシャンソンを聞こうとしてのこと。
私、絵のみならず、展覧会ごとにつつくられるカフェとオリジナルメニューもかなり楽しみなのですよ。
今回は、ザビエルの腕というネーミングのシナモンがよく効いたふわっとした食感のケーキをいただいた。美味ー。
シャンソン、よかった。普段聞かないジャンルなんですが。やっぱり生歌はいいなー。しっとりと哀愁を歌う。
yukoさんは展示を何回も見られていて、毎回見方がかわり、かわったことによって選曲もかえられたとか。ただしいわ。

コンサートが終わってから本題の展覧会へ。
閉館まであと1時間しかないので、急ぎ足でまわることになってしまったのだが、
私にとってはその1時間は、ジャンヌという人の3年間の画家としてのめまぐるしい成長記をおっているようだった。
モディの絵にも変化はあるけれども、ジャンヌの絵の変化はすさまじいのね。
まわりから影響を受けつつ、自分の絵を確立していく彼女。
苦しむモディの姿を描くジャンヌの絵は、とてもいい。
アーティストって残酷だよなと思いつつ、そこには誠実さもあるよなと思った。
最後の4枚の絵は、エピソードを知っている分、強烈。

結末は悲劇、そんな物語展ではあるけれども、暗い気持ちにはならない。
モディがニースでかいたジャンヌ(の絵)はとても美しい。
この人、この人のことが本当に好きなんやねーと勝手に想像。心がほわっとします。

「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」、まだみていない人はどうぞ。
冬のデートにもおすすめ。

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by mackimber | 2007-11-23 23:43 | 観たり感じたり | Comments(0)