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バンクーバー五輪 開会式

バンクーバー五輪が幕開けしましたね。
早速朝生中継されていた開会式をみました。

開会式は、スノーボーダーが急斜面を滑降する映像が流れ、最後に実物のスノーボーダーが会場の巨大五輪マークの輪の中から跳び出してきてはじまった。「ようこそバンクーバーへ!」。
先住民との融合が五輪のテーマの一つらしく、四本の巨大なトーテムポールが立ち、先住民たちが伝統衣装を身に着けて踊る。そしてトーテムポールのあげられた両手が水平におろされ、お出迎えをする。そして選手入場。

選手入場では各国のユニフォームをみるのが楽しいです。私はイギリスとモロッコがかわいくて好きだったな。衣装といえば、開催国カナダの案内役である大勢の女の子の格好もかわいかった。全身真っ白。ヘアバンドと、もこもこしたダウン?ぽいボリュームあるスカートがよかったな。
入場行進が終わると、カナダを代表する男女の歌手が「バング・ザ・ドラム」という曲を熱唱。入場した選手たちにも小さなドラムが配られ、リズムをきざんだり皆ノリノリ。リラックスしたムードでいいかんじです。

曲が終わると照明がおとされていき(このあいだにトーテムポールなど巨大ななオブジェはなくなっている)、紙吹雪が舞う中で幻想的なショーが始まる。このショーがとてもよかった!!
初の屋内会場ということもあり、照明と映像と舞台美術をつかい、変形自在。会場の床は巨大なスクリーン。雪の大地だったと思ったら、地が割れて海にもなるし、クジラも泳ぐし、緑の大地にもなる。でもいくら装置がすごくてもつくるのは人なので、結局演出が見事だったのだと思う。構成や人の使い方。あ、衣装もよかった。当時の特徴を現在の生地をつかって表現されていた。

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ショーの「聖なる木立」編では、カナダのアルバータ・バレエ団が登場。雰囲気あるダンスにうっとり。サラ・マクラクランの歌う1曲だけの登場だったのでもっとみたかったのですが・・・。
「4人の日本人も活躍しているんですよー」と紹介がアリ、服部有吉さんがズームアップ。欧米人よりも背も小さいしあきらかに手足がみじかいのだけれども、彼の踊りはとっても表現豊かでしなやか。素敵でした。

雰囲気あるダンスの後は、ロックぽいバイオリン演奏。そして躍動感ある激しいタップダンス。こちらも結構よかった.先ほどのダンスと対照的。

ショーにはカナダで活躍している人たちが多く登場するし、カナダでの有名な詩の朗読があったりと、とにかくカナダづくめ。カナダの人たちの自国への誇りを感じる開会式でした。閉じた感じはしなかった。ショーのレベルも高かったし、カナダって文化事業を大事にしているんだなーと。
あとね、先住民への敬意を感じました。
by mackimber | 2010-02-14 00:26 | 観たり感じたり | Comments(0)